2004年11月

04.11.17 結局病院へ
本日、母君により病院へ強制連行される(笑)。
あれから鼻水も咳も治りかけていたし、子供じゃないんやからいざとなったら病院くらい一人で行けるわい☆って喧嘩?したけど結局負けた。
ま、水曜の午後はN先生外来だけどさ。
母の気休めになるんなら・・・とマスクしてしぶしぶ病院へ行く。
まだ夕方4時前だというのに、待合室はガラガラだった。(大丈夫か、この病院。)今日はあんまり予約患者いなかったみたい。
この間のN先生出張日にはめっちゃ患者多かったのに。

熱を測ったら37・1℃。ちょっとはあるんだな。
すぐに診察室に呼ばれて入った。


N先生「今日はどしたん?」
あたし「なんか風邪みたいなんですけど、鼻水と咳が出て・・・。咳したら背中も痛いんですよ。」


「ちょっと測らしてもらうね。」と言われて、指に酸素濃度を測る機械をつけられた。
「息、苦しくない?」と2回聞かれた。「いいえ、別に苦しくないですよ。」数値悪かったのかしらん?
胸の音を聴診された後、「レントゲン撮ってきてくれるかな?」と指示された。
レントゲン室で深呼吸をしたら、また背中にぴりりと痛みが。

再び診察室に入る。
N先生はレントゲン写真をボールペンで(だったと思うけど)さしながら説明してくれた。
「やっぱりねぇ、少しづつなんだけど、胸水溜まっていってるみたいなんや。ここの黒い部分が空気入ってるとこなんやけどね、こっち(左の肺)はこんだけ黒いんやけど、こっち(右の肺)はここんとこだけ(500円玉くらいの大きさか)しか空気入ってないんや。」
右の肺はあいかわらず下4分の1がぺしゃんこ。全体的に白い煙のようにもやがかかっていた。
1ヶ月前に撮った写真も見せてくれる。シロウト目にはあんまり変わらないように見えたが、呼吸器専門のN先生には胸水の量とか分かるみたい。


N先生「この間本人にも話させてもらったんですけど、やっぱり一度入院して点滴してもらうことになりますね。」
母「私はすぐにでも入院して点滴して欲しいんですけどねぇ。なんせ本人が・・・。」
あたし「そんなん急に入院せぇって言われたってこっちにも都合あるやん!(失業保険もらう。←おいおい^^;)」
N先生「まぁ、今はすぐに入院するほどではないんですよ。いつ入院するかはぷーやんさんが決めてくれていいからね。ただし、ぷーやんさんがしんどくてどうしようもなくなったらすぐに入院しなきゃいけんけんね。」


いろいろ話し合った末、とりあえず年明けに(途中で具合悪くならないかぎり)入院する事に決めた。
2ヶ月先のことだけど、別にあたしは自分の体を軽く考えてるわけではない。
昨日診察後、注射してもらって薬飲んで寝たら、鼻水は出なくなった。でものどや右胸はやっぱりチクチク痛いしね。たまにから咳がでてるし。
悪くなってる、って聞いたら正直怖いです。
いろいろネットや本で調べて進行したらどうなるかとか知ってるだけに。
ただ、入院どのくらいになるか分からないし(先生は1ヶ月って言ったけど)、退院したって頭つるっぱげで体力落ちてたらすぐには仕事できんだろうし(頭に関してはヅラかぶればいいけどさ〜。長期戦になりそうだからね。)、失業保険もらって貯金しといたほうがいいかなって思っただけで^^;
入院となると金かかりますから。は〜ぁ〜。ア○コのがん保険とか入ってたほうがよかったかな^^;(でも20代でこんなんに入る人おらんでしょう)
それに金よりなんより一番心配なのはピーたん達のこと。これから寒くなるからね。ランちゃん以外は寒いのに弱い(過去病気した経験持ちばっか。)から。
多分弟が見てくれるだろーけど、それでも心配っす(;_;)
ま、頑張るしかないけどねっ☆


04.11.15 また咳が・・・
おとつい辺りからまた咳が出るようになった。
ここ2〜3日急に冷え込んできたし、鼻水が出てるとこみたらただの風邪かもしれない。
でももしかしたらまた胸水が溜まってるのかな・・・と心の中で不安がよぎる。
のどはイガイガしてるんだけど、タンは出ない。何だか右胸と右の背中も痛いし・・・。
この間の外来のときにN先生は「もしまた胸水が溜まるようだったら、即点滴治療はじめる。」って言ってたっけ。
点滴治療のことは覚悟できているつもりだ。早かれ遅かれやらなければいけなくなる日はくると思う。
多分、風邪だとは思うけど・・・もし、胸水溜まってるんなら・・・神サマ、もう少し時間ください・・・ってアホなこと思った。(さっさと病院行けって感じ?)
とりあえず前に病院でもらった風邪薬飲んで様子見ようと思う。
来週の水曜日(この日大事な用があるし)まで治らなかったら病院へ行こう。

今こんなこと書くべきじゃないかもしれないけど・・・。
絶対治る☆希望は捨てないって思う。だけどあえて書かせてもらう。(多分家族やN先生がここを見る事はないでしょう^^;)
もし点滴治療をすることになって、たとえそれが無駄に終わったとしても・・・それでもあたしはN先生には感謝すると思う。
だから、お母さんたちもN先生責めないでね。
もし、先に死んでしまうことになったら・・・親不孝な娘でごめんなさい。
だけどあたしは生まれてきて幸せだったよ。

なーんて(笑)。数日したら治ってぴんぴんしてたりしてね。
多分大丈夫^^☆


04.11.10 点滴治療になりそうです
今日は外来日でした。
昨日まで3日ほど体が異様にだるかった。微熱も出た。今日の体調はまずまず。
待合室で待っていると、あたしの後ろの席に座っていたじいさん2人組がでかい声でいろいろしゃべっていた。
1人は5年、もう1人は8年N先生に診てもらっているらしい。
たかが半年のあたしとはキャリアが違う^^;2人とも肺がんらしい。
がんっていう病気は例え治癒(5年再発や転移がなければ一応治癒したことになるそうです)しても、半年や年1回は経過観察とかで病院へ行かなければならない。
一生病院と付き合っていくことになる。
あたしは・・・どのくらいN先生と付き合うことになるんだろうってふと考えてしまった。

いつものように採血とレントゲンをした。
レントゲン室で深呼吸をしたら、右の背中にぴりりと痛みが走った。
ちょっと気になった。

1時間少し待って診察室に入った。


N先生「旅行(10月17日の日記)、楽しかった?」
あたし「はい、めっちゃ楽しかったですっ☆」


少し会話した後、ぱっと目についたのはX線写真。


あたし「あんまり変わってないですね・・・。」
N先生「うん、変わってないね。」


右肺はあいかわらず4分の1くらい下がつぶれたまんま。(多分その部分が腫瘍かな・・・)退院してから全く変化ナシだ。
血液検査もヘモグロビンの値は確か8・3くらいだったと思う。(パソコンちら見。)
1ヶ月前に輸血したときもそのくらいだった。1ヶ月で元に戻ったことになる。(途中生理くんになったけどさ。それにしてもねえ・・・^^;)
女の人のヘモグロビン正常値は11以上。それ以下だと貧血ということになる。でも抗がん剤投与中は8以上キープできていれば問題はないそうだ。
決してよくなってはないだろうとは覚悟してたけどね。
「今使っている抗がん剤(TS-1)は2〜3ヶ月で結果が出るもんなんや。」とN先生は言った。
この間の日記に書いてたこと、全部聞いてみた。(いちいち会話書くとキリないんで、かなりはしょってます。)


あたし「あたしもいろいろネットで調べたんですけど、この病気ってあまり患者さんがいなくて、有効な治療法ないんですよね・・・。」
N先生「・・・隠してても仕方ないから言うね。確かに珍しい病気なんや。でも治る可能性が決してないわけではないよ。」
あたし「今の薬あんまり効いてないですよね。」
N先生「とくに副作用とかも出てないようだよね。(副作用が出ないのは薬が効いてない証拠でもあったりする。)今まで4週間飲んで2週間休薬にしてたけど、3週間飲んで1週間休んで様子見ようか。年内か年明けに一度CT撮るね。それの結果次第では入院してもらって点滴にきりかえるかもしれない。 外来で点滴する方法もあるけど・・・。」
あたし「何回も聞いてますけど、それって髪抜けたり、吐いたりするんでしょう?」
N先生「吐く事に関しては今はいい薬できているけど、髪は・・・確かにそれはある。辛い事だよね・・・。」
あたし「まぁ、帽子かぶればいいですから・・・。」
N先生「息苦しくなったりとか調子が悪くなったらいつでも来てね。疑問に思うことがあったら何でも聞いてくれていいからね。それで行く事にしよっか。」
あたし「はい、ありがとうございましたっ^^☆」


前にも日記に書いたけど、もしこの先点滴治療になっても、N先生にならお任せしようって決めていたからわりと冷静に聞けたと思う。
それにN先生と話していると不思議と元気になれるんよね。こんな会話でも^^
年明けには失業保険も切れるしね^^;入院するにはちょうどいいや。
今プー太郎のあたしの心配事といやあ、ピーたんたちのことぐらいやし。
結婚して小さい子供さんがいるような人にくらべりゃお気楽なもんかな。
あたしの腫瘍は例えばスキルス胃がん(以前亡くなったアナウンサーの逸見さんがこの病気でしたよね。)のような急激に進行するタイプのものではない。
とはいえ、悪性の腫瘍だからいつ何がおきてもおかしくはない。
一生病院と縁が切れない病気だから「病気と闘う」なんて構えすぎず、「病気と付き合っていく」くらいの気持ちでいることが一番いいんですよね。
この先またいろいろ考えて落ち込むこともあると思う。
でも今を普通に生きたいと思う。
おいしいもん食べて、欲しいもん買って、いっぱいピータンたちと遊んで(笑)。ね。

診察が終わって薬局に寄った後、病院前の喫茶でサンドイッチとミックスジュースを食べました。(この店結構おいしいんだ♪)
昼飯食ってなかったんでうまい、うまい(*´▽`*)♪
再び病院前に戻って弟が迎えにくるの待っていたら目の前を黒いスーツ着た男の人が横切った。
およよ、もしかして☆

スーツ似合わねぇ〜(爆)!!!思わず大爆笑。

N先生だった。
おかんが「あんたが診察しよる間、後ろのおじいさん2人組が、N先生今日から学会行くみたいに言よったわ。」と言った。
そういや今日も寝不足気味の目してたっけ。まぶた腫れてた。
診察後すぐに出張ですか、お医者さんってホント大変だな。と思いながら車に乗るN先生を見送った。
N先生はやっぱ白衣が似合うわ(笑)。あたしより背高いんだけど、なんかスーツ着てると足短く見えたもん。(ごめんね☆でもホント。)
最後にいいもん見れてよかった(笑)。先生、学会頑張ってね^^
また明日から頑張れるぞ☆っと。


04.11.6 ウツ気味のぷーやん。
闘病記といえるかどうか分からないホームページ作り始めて1ヶ月。
悪性腫瘍って告知されて入院体験記を書き終えるまでは、わりと病気に対して気楽に考えていたけど最近どうも暗くなってしまってる。
今、病院からは2種類熱さましもらってます。
1つはナイキサンカプセルと言って、朝晩飲む弱めの解熱剤。もう1つはリンデロンと言って、朝だけ飲む強力な解熱剤。
最初はナイキサンだけ飲んでいたんだけど、これだけでは効かなくなったからリンデロンと併用して飲んでます。
「腫瘍熱」と言って体のどこかに腫瘍があるとどうしても毎日熱が出るみたいなんですよね・・・。
風邪とかの熱とは違って、だるさとかはそんなになくて熱いだけなんだけど。
ホントはいけないことだけど、たま〜にリンデロンをわざと飲まないようにして熱が出ないかどうかためしてる。
・・・出るんですよね・・・。38℃。
夕方〜夜にかけてしっかり上昇してくれますとも、体温が。
全然治ってなんかないんだって気分暗くなる。
母たちには「この頃元気そうになったね☆」って言われる。
確かにご飯は前より食べれるようになった。2回輸血したから貧血も前よりはましになった。
でもね、熱が出るのはやっぱ腫瘍は消えてないってことなのよね・・・。と心の中でつぶやいてみる。

いろんな中皮腫のページや血液検査関係のページ見すぎてたせいか、ここ数日気分的に落ち込んでそれ系のサイト見ないようにしてます。
「中皮腫は予後が悪い」とか「血液中のCRP値(炎症反応)が10超えてたらほんとは入院レベル(ぷーやんは平均15くらいだし)」とかって文章読むとますます落ち込んで。
あたしやっぱ治らないのかなって思えてきて・・・。
もしかしたら今やってる治療も、ほんとは延命治療じゃないかとか悪く悪く考えてしまって。
「先が短い患者」ってあながち嘘じゃないのかもって。
今ごろになってウツのような症状が出てきてます。
ガン告知後の心理状態は、最初は否定して自暴自棄になったりしてても、徐々に自分の病気を受け入れられるようになってくるみたい。
でもあたしの場合逆なんだよね。最初は頑張ろうって思ってた。でも・・・このごろ落ち込む事が多くなってる。
気分変えようと思って、時々外に出るようにしてるけどやっぱダメ。
周囲に愚痴ったら、「ウジウジしたってしょーがないやろ、あんたが頑張るしかない」って言われて。
これ以上何を頑張れっていうんだろう。って思って。
はぁ〜。暗いぞ、ぷーやん☆
10日の外来で今書いてること聞いてみようかな・・・。
この日は明るい日記になるといいな。


04.11.3 病院不信
今日、髪をピンク系のブラウンに染めました。
病気して色白くなったからなのか、以前は絶対似合わなかった色がけっこうしっくりきてる。
髪切るのやっぱりやめました。ショートにすると子供っぽく見られるし^^;

髪の話はどーでもいいので、話題変えて。
昨日はセカンドオピニオンは受けないと書きました。
でも、それは今の病院にN先生がいる間は、って意味。
正直言ったら、ほんとは先生がいなかったら今すぐにでも病院変わりたいんですよね・・・。
ぷーやんの住んでいるところはド田舎なので、県内でいい病院って言ってもないかもしんないけど・・・。
(医科大みたいなとこ行ったほうがいいのかな・・・。でも家庭的事情で無理だし)
原因は以前あった掲示板のカキコ。(9月の日記に書いてます)
実はあの後、病院のほうに言ったんですよね。黙っててもよかったんやけど。
とーぜん病院からは「うちの職員がそんなことするわけない」って決まり文句みたいな返事来たけど。
それならなんであたしの本名知ってるの??って感じで・・・。
それにアクセス解析一応つけてるから、相手がどこの人かプロバイダー名から予想はついてる。
でも今はそんなことどうでもいいんですよ。ホームページはあくまであたしの趣味でやってるし、楽しくやりたいし。 (本館はともかく、別館はあまり楽しい内容ではないっすけど^^;)
あたしが病院信じられなくなったのは、ある看護師Xの口の軽いのに失望したから。
外科で入院してたとき、とある看護師Zとトラブルあったんですよね・・・。(喧嘩までにはいってないけど)
どうしてもN先生に相談したいことがあったので「N先生が時間ある時でいいので、お話したいって伝えといてもらえませんか。」って言ったんですよ。
そしたらZは「は?ぷーやんさん今外科に入院してるんでしょ。外科の主治医の先生に相談するべきでないの??N先生関係ないでしょ?」って言ったんですよ。
それであたし、頭に来たんですよね。
N先生とお話したりすることは、O先生や外科の婦長さんも認めてくださっていたことだ。
それでも再々相談してたわけではない。N先生だって忙しいし、面談申し込んだのは2〜3回くらいだった。
相談って言ったって別に愛の告白(笑)するわけじゃあるまいし、病気のことについてどうしても言いたかったことがあっただけ。
転科したら もう以前の主治医とは話するな!ってそういう風に考えるZのほうがおかしいと思うんだけど。
これは入院体験記には書いていないけどね。
その看護師Zに対しては以前からいいイメージはもってなかった。お腹にドレナージつけてた頃、ドレナージの機械を車椅子に乗せてほしいと頼んだらもんのすごく嫌な顔されたことあって、めんどうくさそうに車椅子に乗せたんですよ。
看護師Zとトラブルあった後、「あの看護師さん嫌だ。」って看護師Xにグチったので、XもあたしがZ嫌っていたのは知ってるはずでした。
XにはホームページのURL教えていました。ところがXはなんとZにURL教えていたんですよね。
そのことを病院の人から聞いた時、信じられない!って思った。
Xのことは信頼できる看護師だと思っていたからショックだった。
何でよりによってあたしの嫌いな看護師になんか教えるの??Xはそのこと知っていたはずなのにって思って。
まぁ、もしXがZ以外の人に教えてたとしても同じく不信感は持ったと思う。
ホームページっていうのは公開してるものだから、極端に言ったらたとえどこかのヤクザに見られたりしても文句は言えないもの。
だからXの行為は責められることではないんですよね。
ただね・・・看護師って仕事は守秘義務もあるんじゃないかって思うんですよね。
あたしURL教えた3人には「内緒ですよ。」って言ったのに。
そりゃ患者さんが「秘密ですよ」って教えてくれたことでも、内容によってはその患者さんの主治医にこっそり報告とかするとはあると思う。
でもあまり何でもかんでも軽々しくしゃべられると、患者としたらそのスタッフはおろか、病院まで信用できなくなりますよね・・・。
看護師さんって「白衣の天使」っつーのは嘘です。
あたしも以前病院に勤めてたことあるから、意外と病院の職員は口軽い人間多いのは知ってるけど・・・。
ナースステーションとかでは患者の悪口とかすごいし^^;
要は知られたくないことは、言わないほうがいいってことかな・・・。
でもほんと、嫌だな正直。こんな病院。
こんな風に思うあたしってやなヤツかも^^;
何かここの日記重い内容ばっかでごめんなさい。


04.11.2 セカンドオピニオンは受けない
10月28日より抗がん剤3クール目開始です。
最初の3日間はそう辛くはなかったけど、4日目くらいから飲むと吐き気がするようになった。(ま、一時的なもんですが)
熱はこの頃あまりでなくなりました。(でも熱さましサボると相変わらず出るけどね・・・^^;←ちゃんと毎日飲めよ・・・。)

家でいると1ヶ月ごとの外来って長く感じる。バカかもしれないけど、あたしいつまで生きれるだろうとかつい余計なことも考えてしまう。早く仕事したいです。
年明けには失業保険も切れるので、パートくらいから仕事はじめようかなって思ってます。

今日は久々にVIVREで秋物のジャケットやら買ってしまった^^;気分転換にはなった。
髪、のばしてたけど(今はセミロングくらい。)またショートに戻したくなってます。いつも肩ぐらいまでのばしては結局飽きて切ってしまう根性なし^^;
切るついでに赤系の色に染めてみたい。でも今きつい薬飲んでるし・・・。カラーリングしても大丈夫かな。

皆さんは病院へ行くとき、おしゃれとかして行きますか?
外来で待っていると若い女の子の患者さん時々見るけど、みんなこれでもかってくらいバリバリにおしゃれしてる。
この間の外来の時なんか、あたしの前に診察受けた女の子はピンクのノースリーセーターに黒のひざ丈フリルスカート、黒のブーツという若い男の人がいかにも喜びそうなかっこしてたし^^;
あたしは・・・おしゃれなんてしません。ノーメーク(この年になるとさすがに勇気が・・・)&ノーブラ&ジーンズです。
診察は聴診必ずするからブラはずしてるほうが楽だし、化粧してると顔色分からないかなって思うし。
採血とかするとたまに血が服のそでについたりするんですよね。だから服もいいのは着ていかない。
こんなあたしってオバサンなのかな^^;(一応診察受けるときこういうのは常識だとは思うけど、何かそういう人見てるとあたしってつくづく色気なしって思ってしまう^^;)
そらあたしも一応♀ですから、おしゃれはしたいっす(笑)。でも入院中にブサイクなノーメーク顔やら2段腹の裸やら何度も見られているし、今更って感じあるし。

で、長い前置きはやっと終了。ここからが本題。
入院体験記にも書いたけれど、あれからも母や周囲の人たちから何度も「転院したほうがいいんでは」とか「セカンドオピニオン受けたほうがいいんでは」とかずっと言われています。
最近の病院は治療方法も多種多様になってきているし、癌みたいな病気でも本人に告知することが多くなっている。
インフォームドコンセント(主治医とよく話し合う事)やセカンドオピニオン(他の医師からも意見を聞く)が当たり前の時代になっている。
でもあたしは今は転院もセカンドオピニオンもする気はない。今の主治医のN先生が転勤とかになったら話は別だけど・・・。
N先生に出会って、いろいろ相談したり、先生の意見を聞いたりするうちに、この先生になら今後何があっても安心して治療をまかせられると確信したし、なにより先生に会うとな〜んか元気がでて前向きになれるんだよね^^
(これって変?)
あたしのクソ長い入院記を辛抱強く読んでくださった方(多分いないでしょう^^;読む気しないよね・・・)の中には、あたしがN先生に恋愛感情持っているとか思っていらっしゃる方もいるかもしれない。
病院でも実際外科のスタッフの人たちにからかわれたこともあったし、掲示板にもそういう意見書かれたこともありますしね^^;
独身の年齢若めの女(そら病院はばあちゃん多いけど)が、転科しても元・主治医の男の先生と話してると病院ではそういう目で見られるのかな・・・。
正直そういう目で見るスタッフがいたのは嫌だった。(多分その人たちも冗談でからかってたんだろうけど)
誤解を招く言動や日記の書き方してるあたしも悪いのかな。でもそういうつもりでN先生と接しているんじゃないからはっきり書きます。
はっきり言うとN先生に対してそんな感情ないです。
好きだけど、そういう好きではないんですよね。
N先生はすっごく勉強家っていうか、専門外(胸膜腫瘍は一応呼吸器系の病気ですが、先生はあまり臨床経験ないんではないかな、多分。)の病気であっても一生懸命勉強して患者さんを診るところがある。
それにあたしとは全く性格正反対で、積極性とかあたしにないいい所たくさん持っているんですよね。あたしもああなりたいって尊敬するところがある。
基本的に優しいけど、ダメなことははっきりダメって言ってくれる。
あたしには多分合っている先生なんだろうなって思います。
病気と闘っていくには、やっぱり主治医の先生を信頼できるというのはすごく大事なことだと思う。
いくら、名医でも気分が暗くなったり、この先生信用できないって思うようになったりでは治療にならないですもんね。 たくさんお医者さんはいるけれど、信頼できるお医者さんに出会うのはなかなか難しいです。転院したところで、新しい主治医の先生とうまくやれるか不安もある。(ぷーやん人見知りですから)
あたしのこういう考えって間違ってるかな。
セカンドオピニオンってやっぱり受けるべきなのかな。
N先生はセカンドオピニオンには賛成してくれてる。いつでも紹介状書くよって言ってくれてる。
でも・・・胸腹膜腫瘍に関してはあたしもいろいろ調べて思ったけれど、多分セカンドオピニオン受けても同じではないかと・・・。
あきらめているわけではない。発症する人も極端に言えば、宝くじにあたる確立と大差ないこの病気。治療法の確立されていない病気なので予後もすごく厳しい病気。(しかも患者の大半はアスベスト工場で働いていた男性)どの病院であっても症例は少ないと思う。
なので今は治療方法に関しては(治る可能性が全くない治療では決してないし)N先生にお任せして、どんな治療結果になったとしてもあたしは前向きに行きたいと思う。無理にセカンドオピニオンする必要はないと思うんですが・・・どうでしょう。